朝起きるたびに
朝起きるたびに泣いている。
夢の中でも、目を覚ましても嗚咽している。
そこだけ夢がそのまま続いているように感じる。
合宿所の夢を見た。
なぜ自分だけ他の皆と一緒にいることができず、
合宿所の周りをひとりで彷徨っているのか。
自分は他の人とは違う。だから一人でいるのだ。
皆と一緒にやればすぐにできるようになるのだ。追いつくことができるのだ。
だから今こうして、やらなくても問題ないのだ。あとで必ず追いつくことができるのだ。
そう思い続けたが、結局追いつくことはできなかった。
今思うと、そう合理化しないと、自分が保たなかったのかもしれない。
自分にはずっと座っていることはできないし、
みんなと一緒に行動することもできない。
それは変わらない。ただそれだけなのに。